サディスト訪問

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ああ、もう、本っ当… 本っ当、言葉にならない。 全く動きたくないとからだが言っている。 しかし、僕はあることに気づいた、彼女はまだ日本刀を握っていることに。 胸の感覚が名残惜しいなか彼女から一定の間合いをおいた そこで僕は彼女の様子を伺った 「………」 彼女は床に倒れたままだ とりあえず、倒れている彼女に近づいてみた 顔を覗くと彼女の顔は赤く、汗をながして、うなされていた 僕は彼女の額に手をあてた 「すごい熱……」
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