プロローグ

5/7
前へ
/207ページ
次へ
とりあえず、固まったままの彼女を観察することにした。 その結果……。 「…綺麗だ…」 何か変なこと呟いてしまった。 まぁ、ドンマイ。 と言うか、どこかで見たことがあるような気がしなくはないけど……誰だろ? そこで彼女は、ハッと正気に戻った。 「………」 「……どうも初めまして」 「……は?」 なぜか露骨に嫌そうな顔されました。 いや、まぁタイマンはる相手が「どうも」とか、何か変なやり取りだとは思うけど、とりあえずはね。 しかし、彼女が思っていたことと、少しズレがあった。 意外そうで、別にそうでもない言葉がとびたした。 「初めてじゃねぇよ」 らしいです。
/207ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11241人が本棚に入れています
本棚に追加