ロボット

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「僕もあの面白い話が聞けなくて残念だよ。」 父さんの説教はとても面白い。聞いてて飽きたことはない。むしろ、ずっと聞いていていたいと思うほどだ。 "笑ってはいけない"という条件さえなければ、の話だが。 もし笑ってしまえば、クリーナーが倉庫にしまわれてしまう。 つまり、僕が家中の掃除を任されてしまうのだ。 僕の家はとても広い。寝室が10、風呂が5、ほかにも父さんの趣味部屋だったり、会談部屋だったり… キッチンは1つしかないけど、これまた広い。まぁ、ロイのおかげであまりキッチンを汚すことはないから助かるんだけど。
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