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「まぁ今日は課題も多いだろうし、遊びに行くならしっかり終わらせてからね。」
「マスター、お出かけの準備が整いました。お急ぎください。」
父さんが僕に注意したあと、父さんの相方のロボット、『ハルタ』が声をかけてきた。
「ああ、いけない。行こう、ハルタ。では、またな。」
そう言って、父さんとハルタは家を出ていった。
ハルタは、僕が知っているロボットのなかでも1番賢く、1番強く、そして1番“考える”力を持っている。
普通のロボットはどんなに賢くても、言われたことをやるだけだ。
しかし、ハルタは違う。
そう、ハルタは、“考える”ということができるのだ。
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