~バカとテストと召喚獣 ドラマCD収録後座談会~

4/5
前へ
/5ページ
次へ
瑞希「え? 私ですか? そうですね、私は……やっぱり明久君と恋人同士になれたところです」 美波「瑞希。嘘はダメよ。それは妄想の世界でしょ?」 瑞希「ち、違いますっ! 時間の問題で、未来に起きる出来事ですっ!」 明久「? よくわからないけど、それじゃあ美波は?」 美波「え? ウチ? そうね、ウチは――」 瑞希「美波ちゃん、妄想シーンはダメですからね?」 美波「わ、わかってるわよっ。ウチが一番楽しかったシーンは……」 明久「シーンは?」 美波「………………」 明久「ど、どうしたの美波?」 美波「……妄想シーンを抜くと、ウチってヤキモチ妬くか見捨てられているシーンしかないような……?」 明久「え? なに? どうして美波は僕の腕を掴むの? 何か嫌なことがあったとしても、八つ当たりはよくないとみぎゃぁああっ!」 美波「安心して。八つ当たりじゃなくて正当な怒りだから」 秀吉「島田もつくづく報われんヤツじゃのう……。して、霧島はどうじゃ? どこが一番気に入っておるのじゃ?」 翔子「……雄二とのハネムーン」 雄二「待て! 本編の中でもせいぜい式場の予約だったはずだぞ!? どんどん勝手に話が進んでないか!?」 翔子「……そして、初夜」 康太「…………雄二(グッ)」 雄二「おいこらムッツリーニ。妙に清々しい笑顔で親指を立てるな。あと、鼻血のせいで笑顔が逆に悲惨なものになっているぞ」 康太「…………(ゴシゴシ)」 雄二「んで、秀吉はどうなんだ? 二本目の方ではメインヒロインを飾ったくらいだし、気に入ってるシーンは多いんじゃないか?」 秀吉「なにゆえ男のワシがメインヒロイン扱いを受けるのじゃ……?」 瑞希「い、嫌ならいつでも代わりますっ!」 美波「う、ウチも! たまにはウチだって良い思いしてもいいと思わない!?」 雄二「収録が終わった後で立候補しても遅いぞ」
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32人が本棚に入れています
本棚に追加