老人と赤い木の実

4/16
前へ
/151ページ
次へ
注)未成年の飲酒は法律で禁止されています! (薫筆談) ちなみに僕は酒には滅法弱く、ビールは完全にダメ(苦いし)。かろうじて飲める缶チューハイも(ジュースぽいし)一缶でグロッキーだ。(でも実は缶チューハイの方が度数高いと知ったのは後々の事)。 それに加え蒼姉ちゃん、七瀬ダッグが相手なので今日の飲み会事態はた迷惑な話なのである けど、参加しません! ・・・と言えるはずも無く、渋々買い出しを済ませるのであった。 (ちなみに普通の買い出し等の“パシリ”はいつも僕の役目になってしまうのだが、酒の方は僕や七瀬が買いに行くと流石にバレるので、ここは20歳目前の姉ちゃんの役目だ) もう一度、注)未成年の飲酒は法律で禁止されています! (薫筆談) そして買い出しを済ませ、気乗りしない家路に着いていた時の事だった。 「ちょっとそこのお兄さん」 どこからか僕を呼び止める声がした。 辺りを見回すといつの間にか僕の後ろにホームレスのようなお爺さんが立っていた。 「ちょいとお尋ねしたいんじゃが、この辺に粕暮(カスボ)神社と言う小さな神社がある筈なんじゃが……、そこに行くにはどう行ったらいいのかね?」
/151ページ

最初のコメントを投稿しよう!

416人が本棚に入れています
本棚に追加