プロローグ

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ここは何処かの屋敷の地下。その牢屋部屋に切り傷や火傷などの様々な傷跡があり、力無く床に横たわっている少年がいる 「クソッ……親父の奴何時になったら俺を殺すんだ?いい加減あいつらの魔法の的になるのもウザくなってきた…」 彼の名はヴィクセン・ザクラムド、ザクラムド王国の王位継承者なのだが、何故このような扱いを受けているかというと 彼には一般人を遙かに越える魔力があったのだが魔法を発動することができなかった… 将来国を背負う息子が魔法を使えないなどと国民が知ったら困惑するのは目にみえている。 ヴィクセンの父は親戚の屋敷に息子を預ける事を決意した。
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