プロローグ

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「待って下さい!まだその決断は早くありませんか!?」 穏便派の人間が抗議する。穏便派の人間はヴィクセンに宿る魔力に期待してるだけであり、悪魔で自分たちに利益が来るようにヴィクセンを庇う。 だが、ヴィクセンは魔族に売られてしまうだろう。決断を下したのはフリッドだ、王が下した決断はほぼ決定してしまうからだ。 臣下達も流石にフリッドには逆らえない。 「明日にでも愚息をここに連れて来い。最後くらいは王家の役にたってもらわなくてわな」
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