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樹より早く起きて、朝食の準備をして、樹を起こす
時々、寝顔にみとれてしまう
樹が着替えてるとこ……、まだ慣れない、恥ずかしい
樹「なんでいつも、鍵掛けてんだ?」
……って、言うけど
エレベーターで下に降りて、駅へ向かう
樹の後ろを歩きながら、いつも思うのは……、すれ違う人は、樹を見てる
…朝から、ヤキモチ…
樹「気にするな」
……と、彩帆の頭を、撫でた
樹は、彩帆の手を引いて、電車に乗り、彩帆をかばいながら立った
電車から降りる時も、彩帆の手を引いた
いつもは私が、樹の腕につかまるのに…
改札を抜け、会社に向かいながら聞いた
彩帆「どうしたの?」
樹「何が?」
彩帆「手を引いてくれたから」
樹「俺が見られてるって言うけど、彩帆も結構見られてるからな」
彩帆「そうなんだ…」
そんな会話をしていると、後ろから、声を掛けられた
皆美「おはよう(笑)いつも、仲いいね(笑)」
彩帆「あ、おはよ(笑)」
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