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二人は酒屋で熱心に時世を云々と語っていた。
張飛「だいたい、今の世は皇帝が治めてる感じが微塵もしねぇんだよなー!だからこんなんになっちまうんだよ!
あんたもそう思わないかい?」
玄徳「私もそれは思います!」
張飛「だろー!?だがな、俺らはこれから黄巾を退治しに行こうと思ってんのよ。」
玄徳「俺ら・・って誰ですか?」
張飛「そいつとは昨日会ったんだがな、意気投合しちまって、『黄巾討伐してやる!』ってなった訳よ。」
玄徳『して、その方はいずこに?』
張飛『なぁに、もうすぐ来るさっ、おぉ!来た来た!おいっ!ここだ、関羽ー!』
彼は張飛にも負けぬ、体格の持ち主で、美しい髭を腰の辺りまで生やしていた。
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