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「父さん大丈夫?」
「あぁ、何とか。」
その時俺の部屋の扉が開いた。
「‥‥‥エッチ!」
「ゴメン!‥‥‥リビングで待っといて、俺も着替えるから。」
「分かった。」
「じゃあね、おじさん!」
亜美達はリビングに入っていった。
俺は無言で父さんの肩を叩きながら頷いた。
そして、何事も無かったかのように歩きだす父さん。内心泣きそうになってんだろうな‥‥‥
俺はさっさと着替えて、とりあえず父さん達の部屋に行った。何か話でもあったんだろうな。
「父さん入るよ。」
「あぁ。」
部屋に入ると焦げた父さんがベッドに座ってた。
焦げた父さんは自分の隣をトントンして俺に座るように促してきた。
俺は素直に焦げた父さんの隣に座った。
「姉さんから聞いたよ。また冒険に行くんだってな?」
「あぁ。」
「母さんには父さんから言っとくからな。生きて帰ってこいよ。」
「あぁ。当たり前だ!」
「よし、行きなさい。仲間が待ってるんだろ!」
「おぅ!」
ってなわけで、とりあえずリビングに来た。まだ姉さん来てないな。
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