第三章 壱の街

6/34
前へ
/89ページ
次へ
ついでに修行しなおす為に道場の場所も聞いといた。 「とりあえず、さっき聞いた道場に向かおう。こっちでの戦い方を知らないと話になんねぇ。」 「そうだね」 俺達は道場に向かって歩きだした。 暫く歩くと、道場の看板が見えてきた。 あれ‥‥‥か? あれ‥‥‥みたいだな。ってか道場やってんのか?看板傾いてるぞ。 近くで見ると廃れてんなぁ‥‥‥看板傾いてるどころじゃねぇな。 まぁ一応入ってみっか! やってなかったらやってなかった時だ! 「すいませーん、誰か居ますか?」 シーン‥‥‥ 反応が無いな。 誰も居ねぇのかな? 「あっねぇ見てよ!」 姉さんが壁に貼ってある一枚の紙を指差した。 「今はこの道場は使われていません。御用の方は隣の家までお越しください。」 と書かれていた。
/89ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加