第一章 新たな世界への旅立ち

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「じゃあ座市って呼ぶわ!ってかなんでアタシ呼んだん?」 「先に少しユージ君に話しといたけど、それを今から話すよ。」 「あぁ。とりあえず座って話そう。疲れる。」 「そうやな。」 とりあえず俺達はリビングにあるソファに座った。 そして座市が話し始めた。 「まずは、この絵本を見てほしい。」 「何なんこれ?」 「メルへっていう絵本だ。まぁ一ページ目を開いて欲しい。」 「魔力を込めろ。さすれば扉は開かれん!‥‥‥って何よこれ意味分かれへん」 「横にある絵を見てほしい。」 「な!?これユージ!?」 「その通り!その絵本は違う絵本の続きなんだ。その絵本の主人公もユージ君ときている。」 「まさか!」 「あぁ、そのまさか。さらにその絵本は僕たちがエターニアで出会った事まで描いてあった。つまりこれは運命!」 運命好きだな、コイツ。 「俺達はメルへ行く事は確定しているんだ。必然なんだ。」
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