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「じゃあ座市って呼ぶわ!ってかなんでアタシ呼んだん?」
「先に少しユージ君に話しといたけど、それを今から話すよ。」
「あぁ。とりあえず座って話そう。疲れる。」
「そうやな。」
とりあえず俺達はリビングにあるソファに座った。
そして座市が話し始めた。
「まずは、この絵本を見てほしい。」
「何なんこれ?」
「メルへっていう絵本だ。まぁ一ページ目を開いて欲しい。」
「魔力を込めろ。さすれば扉は開かれん!‥‥‥って何よこれ意味分かれへん」
「横にある絵を見てほしい。」
「な!?これユージ!?」
「その通り!その絵本は違う絵本の続きなんだ。その絵本の主人公もユージ君ときている。」
「まさか!」
「あぁ、そのまさか。さらにその絵本は僕たちがエターニアで出会った事まで描いてあった。つまりこれは運命!」
運命好きだな、コイツ。
「俺達はメルへ行く事は確定しているんだ。必然なんだ。」
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