22人が本棚に入れています
本棚に追加
亜美は絵本をめくっていた。
「でもこの絵本最初の一ページ以外真っ白だよ?」
「それはつまり俺達で物語を作るってことなんだな?」
「その通り!俺はそう推測する。」
「で、座市お前はメルってとこに行きたいんだな?」
「そういうこと。そして何回か魔力を込めて扉が開かれるのか試してみたんだ。」
「どうやったんや?開いたんか?」
「いや、全く反応すらしなかったよ。この事から、ユージ君が魔力を込めないと開かないということが分かった。」
「そっか。腹減ったな。」
「そうだね。」
「そうやな。」
「また旅をしよう。今度は一緒に!」
「あぁ。そうだな。腹減ったな。」
「よし!そうと決まれば一旦解散だ!集合は明日の朝此処に!」
そう言うと座市は帰っていった。
とりあえず亜美と香月は泊まる事になった。
亜美は一旦帰って親とかに色々言ってから後で来るらしい。
香月は一人暮らしだから朝まで此処にいるらしい。
最初のコメントを投稿しよう!