第一章 新たな世界への旅立ち

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亜美は絵本をめくっていた。 「でもこの絵本最初の一ページ以外真っ白だよ?」 「それはつまり俺達で物語を作るってことなんだな?」 「その通り!俺はそう推測する。」 「で、座市お前はメルってとこに行きたいんだな?」 「そういうこと。そして何回か魔力を込めて扉が開かれるのか試してみたんだ。」 「どうやったんや?開いたんか?」 「いや、全く反応すらしなかったよ。この事から、ユージ君が魔力を込めないと開かないということが分かった。」 「そっか。腹減ったな。」 「そうだね。」 「そうやな。」 「また旅をしよう。今度は一緒に!」 「あぁ。そうだな。腹減ったな。」 「よし!そうと決まれば一旦解散だ!集合は明日の朝此処に!」 そう言うと座市は帰っていった。 とりあえず亜美と香月は泊まる事になった。 亜美は一旦帰って親とかに色々言ってから後で来るらしい。 香月は一人暮らしだから朝まで此処にいるらしい。
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