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2人はただ歩き続けているが、今は霧が架かった気味の悪い場所を歩いていた
ひたすら歩き続けていると、ライカはこんなことに気づいた
ライカ「賞金稼ぎが来なくなった…」
そうライカは呟いたが、ブレイもそれには気づいていた
そして目の前の光景を見てこう言った
ブレイ「原因はこれ…か?」
そこには霧がうっすらと架かる不気味な町があった
いや町と言うより廃墟だ
ライカがなんだここはと口に出そうとした瞬間、町の方の人影に気付き、素早く口を閉じた
そうそれは人影に見えたのだ
その影はどんどんこちらに近づいて来てライカたちの前で止まった
かなりの大男だった
身長は2メートルを軽く越えるような体で、体つきは全身が筋肉に包まれていてガタイがいいなんて言葉はこの男の為にあるんじゃないかと思わせるほどだった
ライカ「でかっ…」
と心の中で思っていると大男はおもむろにこちらを見つめ
大男「ターゲットカクニン」
といい、いきなりライカに向けて拳を放った
ライカはその行動があまりにも突然すぎて、反応が遅れてしまった
あぁこんな筋肉ゴリラのパンチとか俺まじ潰れちゃうんじゃね…など考えながら、目をつぶって死までを覚悟した
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