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ブレイ「はめられたな…」
ブレイは先程使った木の僕を落ちていた小石で研ぎながら言った
ブレイの言葉にライカは反応もせず、記事をただ見つめていた
ライカ「なんだこれは…」
ブレイはライカが持っていた新聞らしきものを取り、ライカが指差す部分を見た
ブレイ「……!!」
その記事に、ブレイは思わず声が出なかった
ライカたちの手配書の記事の下に、小さく別の記事があり、そこにはこう書かれていた
「先日未明、世界樹で有名な町『ツリーラム』が、謎の団体の襲撃によって町が半焼しました。詳しいことはわかっていませんが、10年前の事件の再来かと思われています。ちなみに住民は一部避難していますが、依然行方不明の人々が半数以上いるもよう。政府は犯人とその組織の行方を追っている」
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