悪夢~最悪な日の始まり~

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~三年前、夏休み初日~ 「よっしゃぁ‼今日から、夏休み‼うんと楽しむぞぉっ‼✊」衛 っと外(山の旅館前で)で空に向かって1人叫ぶ姿は、とても痛い姿だと思いながらも、この興奮を抑えられなかったのだ… 今日俺は、1人で山奥の旅館まで行って、ゆっくり温泉に浸かる予定だった… (『1人でゆっくり』って所が大事だぜ✨) だから、俺は朝早くに家を出て、バスと電車を乗り継いで山にまで来たんだ… 「今日は、ゆっくり温泉に浸かって…夜は、山で水遊びだ‼」衛 っと言って俺は旅館の中に入ったのだった… ------------------------------ 旅館に入ると、そこは… 「うげっ、ボロい旅館だな💦高くても、もっと別の旅館にしりゃ良かった…😓」衛 言葉の通り、外から見るよりもボロい館内だった… 俺は、気分が下がったが、温泉があればっとあまり気にしない事にした… その時、奥から女将が出て来て、笑顔で言った… 「いらっしゃいませ、真壁様。お部屋は此方で御座います。どうぞ、荷物をお持ちします。」女将 女将さんの笑顔や言葉に俺は、素直に従って部屋に進んでしまった… その時、やっぱり止めていたら… あんな体験をする事はなかった… そう思ったのは、その夜だった…
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