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そんな俺の言葉に…
『私も…貴方に、あんな姿に成って欲しくない…。だから、貴方は…私が守ってみせるわ。』女の子
っと言って、女の子は微笑んだ…
その微笑みは、何処かで見た覚えがあった…
でも、その時には解らなかった…
女の子の微笑みに吐き気が治まった俺は…
「待たせちゃって…ごめん、行こう‼タナトスって奴に見付からない様にっ‼」衛
っと言って、笑ったのだった…
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歩き始めて暫く経った時…
『後、1時間と25分…。何とか、間に合いそう…。』女の子
っと呟く女の子…
その時…
"チャリッ…チャリッ…"っと鎖が擦れる様な音がした…
その音に、女の子が…
『"ヤツ"だわ‼早くコレを持って、あの扉の向こうへ‼私が"ヤツ"を食い止めるわっ‼』女の子
っと言って、俺に何かの紐を渡して背を向けた…
俺はそれをポッケトに入れてから…
「扉の向こうが外に繋がってるの⁉」衛
っと走りながら聞いた…
すると女の子は…
『えぇ…。この場所から出たら、旅館の外へ出て‼そうしないと、また此処に来てしまうわ‼』女の子
っと言って女の子は光に包まれた…
「ありがとう‼あ、そう言えば…君は、一体誰なんだっ⁉」衛
俺は扉を潜るのと同時に、女の子に聞いた…
女の子は、一瞬此方を振り返って…
『私は…貴方に-----てた、-----だよ。』女の子
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