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あの日、ジェジュンとユチョンとジュンスは、家を出ていった。
理由は分からない。
だから、恨んだ。彼らを、そして彼を。
一番側にいた彼が、何も言わずに去っていった。
せめて、理由くらい話してくれれば、納得できなかったとしても、今よりはましな状況になっていたかもしれないのに。
俺なんて、それくらいの存在だったんだ。
眠れない夜が続いた。
そのたびに、電話をかけようとした。
だけど、怖くて。
ボタンを押す手が震えて。
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