405人が本棚に入れています
本棚に追加
リビングに入ると後ろからいきなり抱き締められる。
「っ!」
「チャンミン…会いたかった…」
ユチョンの冷えた体と低い声に、体がぞくっとする。
…鼓動が早まる。
「ユ…チョン…」
「さっきの答え、聞かせてよ」
「さっきの答え…って…」
…伝えたい言葉はひとつなのに、うまく言葉がでない。
「嫌い?」
「きっ嫌いなわけないでしょう!
っ…
あなたと同じ気持ちですよ」
今、どんな顔をしているのだろうか。
僕は。そして彼は。
ユチョンは大きくため息をつく。
「よかった…チャンミンの心が変わってたらどうしようかと思った」
抱き締められた腕にますます力がはいる。
「ユチョン…苦しいです…」
「あっ、ごめん…」
最初のコメントを投稿しよう!