学校

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誰も認めない… 私を認めない… 生きる意味は… どこにあるの? 「ぎゃははッ!マジ死ねよおまえ!」 罵倒 「存在自体が、もぅすでにうざいからぁッ!!!!」 殴る 「死ねや!」 侮辱 人は如何にして、人生を楽しむか考える でも、今の私には死にたいとしか思わない。 初夏、私は援助交際をしてクラブ通いをしていた。 あんな学校居ても居なくても良いし。 クラブであった、不良にボコボコにしてもらったから…もう、いじめないと思うし。 第一、もう金さえあればそれでいい。 「あー、高光?どうしたわけ?」 「零か…いや別に。」 「高校に行くなんてめずらしいじゃん?」 「ちょっとな…おまえ、俺の所の高校に転入しねぇか?」 行きたくねぇし… 「大丈夫だって。」 なにが― 「今までみたいな奴…多分居ねぇから。」 分かるんだよ。 私は、バイクの鍵を掴みバタンと、部屋を出ていった。
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