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河川敷につき、もっていた高校の写真を燃やして捨てた。
ごろんと寝転がり、天を仰ぐ…澄み切っていて、とても綺麗だった。
私みたいに汚れてなくて、とても綺麗。
「はぁ。…どうせ行ったって、嫌われてイジメられんの目に見えてるし」
私は
人に嫌われる天才らしい
親にだって…
クラスだって…
友達だって…
親戚だって…
皆私を見捨てて、楽しそうに暮らしてる。
…普通に生きたい。
自分を汚さない方法を知りたい。
でもやっぱり…
私には無理なのかもしれない。
気が付けば、夕日が出ていた。
もう、五時を過ぎていた
「やばっ。高光に飯くわせなきゃ…」
「あ、起きた」
私は隣に座っている、誰かに目を向けた。
「…誰?」
「名乗るほどのものじゃ…。」
「いやいや。言えよ」
苦笑いをして、起き上がると驚いた。
「おまえ、杏稜学園の生徒じゃん。」
そう。
そいつは、ここらじゃ有名の私立学校に通っていた
「あぁ。別に、親に無理矢理行かされただけだし」
こいつと初めてあった日
今でも忘れない。
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