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希
『こんの……猫!てめー、飯食わせてやろうとしてんのに上から目線って何様じゃゴラァァァ!?こちとら召使じゃねーんだよ!!あ、『悪ノ〇使』って良い曲だよねぇ……って違う!国の研究所に渡してもいいんだぞ?あ"ぁぁ?』
息継ぎ無し!
僕、頑張った!
猫の方を見るとぽかーんと口を開けて間抜け面だった
希
『聞いてる?』
猫野郎
「いやいや、お腹空いたしさ、何様って言われても神様だよ」
キレても猫の態度、変わんなかったね
……にしても
希
『神様って馬鹿にしてる?』
あまり信じないんだよね
そういうの
あ、でも授業中信じない神様に願っちゃったな
ま、いっか
自称神の頭が可哀想な猫
「その事は後で話すからさぁ、お腹空いたぁ」
怒りを通り越して呆れた……
希
『ちょっと待って』
はぁ……
ため息が出ながらキッチンに入り、冷蔵庫の中身を物色した
ふむ……
面倒だし、ネギトロのネギ抜いてご飯の上にかけて昨日の残りの冷たい味噌汁をかけて終わりでいいや
つーか思った
あの自称神の頭が可哀想な猫の喋り方さ、佐助っぽくね?
佐助だったら迷彩色になんないのかな?
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