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小鳥のさえずりが聞こえてくる。カーテンの隙間から差し込む朝日がまぶしいく、起きたばかりの目を覚まそうと目をこする。
なにやら夢を見ていた気がする、夢には大きな建物があったのは思い出せる。それから先はまったく覚えていない。憶えていないということは、それほどたいした夢ではないのだろう。
二度寝しないようベットから体をおこす。部屋の中はいたってシンプルな内装だ。これといった趣味を持ってはいないので机やベット、本棚などが置いてあるだけだ。
部屋を出て階段を下り朝食を食べるためリビングに移動した。
「やあ、おはようリーフ今日はいつもより早いね。」
「おはよう父さん、変な夢を見たみたいでねはやく目が覚めたんだよ」
椅子に腰掛け新聞を読んでいる男性はエミリオ・クライン。俺の父親だ。
とはいっても本当親子ではない。父さんがギルドの17年前に任務のときたまたま寄った村が魔物に襲われていたらしい。村は魔物の襲撃により皆殺しにされていて唯一生き残った俺をつれ帰り育ってることにしたらしい。その時に付けられた名前がリーフだった。
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