訓練施設へ行こうの巻

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輝く欠片 ようやく試練の間に着いた、これまでの長い訓練施設での旅が終わるのかと思うと嬉しい気持ちと少し名残惜しい気持ちが込み上げてくる、そんなことを考えている時このPTのリーダーYが叫んだ、 「前方から何か来ます」 その声を聞きPTに緊張の糸が張り詰めた。まだ訓練施設のボスが残っていることをすっかり忘れていた、すると光り輝く物体が遠くの方から飛んできた、その物体はこんな場所で無ければ見とれてしまうほどに光り輝いている。 「綺麗ですね~♪」 このPTでの僕の妹のMが既に見とれていた、 補足 このPTの構成(家族構成)は Y(この家族の頼れる大黒柱にして奇怪生命体) C(この家族の財布を握る頼れる?母親、料理が苦手) M(この家族のドMな娘、実力はある……はず…) 「皆準備はいい?」 Cの掛け声によって戦いが幕を開ける、この家族は父親のYの指示によって冷LVを上げてきた、そうそう負けるはずがない。 「これを喰らえ『ブリザード』」 Yのブリザードが輝く物体に当たり4つの物体が地面に叩きつけられ動かなくなる、 「意外に呆気なかったですね~」 Cがそう言い、武器を仕舞おうとした時、 「まだ仕舞っちゃ駄目だ」 Yが奥に続く道を見つけ、進んで行く…すると開いた空間に出た、そこには真紅の水晶体が浮遊し待ち構えていた、 「綺麗~」 とMが言いながらその水晶体に近づいていく、Mが近付いた途端水晶体が明滅を始めた、すると水晶体の周りに輝く物体が現れ始めた。 「まだ終わってなかったみたいだね」 Cが緊張感も無く言った… See you Next phase
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