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「んん〰」
モソモソと布団から手が伸びて今もうるさく鳴っている目覚まし時計の上に置かれ、時計が鳴り止む。
「ふぁー…んーー」
少年は布団から上半身だけ起こす。
髪はボサボサ、顔も寝起きでボーっとしている。
「朝かぁ〰…飯作るかな」
少年は布団から出るとパジャマのままでキッチンへ行き、朝ご飯を作り始めた。
ここは少年が通っている学園の寮で少年以外の人はこの部屋にはいない。
部屋の壁には賞状が飾られており、全て美術関係の賞状だった。
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