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「よし、出来たっと…」
少年は朝食を皿に盛る。
その朝食はまるで一流のシェフが作ったような物で、食材が光って見える。
「いただきまーす」
少年はテレビを着けて朝食を食べ始める。
やがて食べ終わると制服に着替え、ボサボサの髪を整える。
丁度全ての作業が終わると玄関のインターホンが鳴った。
「開いてるぞ、譽」
「おじゃましますー!!」
少年が返事をすると元気な声の女の子が部屋に入ってきた。
「お前朝から元気だな…」
「そうですか?影人さんが朝弱いだけですよ!!…あ、そうだ影人さん昨日のアレ、ちゃんと試しましたか?」
「あぁ、アレ…ね……やってないぞ」
影人と呼ばれた少年は溜め息をつきながら答えた。
「えーなんでですかっ!!
もしかしたら影人さんが出来るかもしれないんですよ!?
魔法が!!」
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