第一章

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二人は仲良く学園を目指す。…といっても寮と学園は隣同士なので、寮から出て5分程で教室に着くのだ。 しかし、影人にとってこの5分間は地獄であった。 なぜかというと…… 「あ、落ちこぼれがいるぞ!!」 「マジで!?うわ〰俺今日魔法使えそうにないわー」 「なんでまだ学園にいれるのかしら。」 …このように影で馬鹿にされるからだった。 「…………」 影人はそんな声を無視して学園へ向かう。 「影人さん…」 「いつものことだろ?……気にするな。」 「………早くいきましょ!!」 「えっ…ちょっ!!いきなり引っ張るなって!!」
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