名無しの白猫

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女の子の家に着いた白猫 白猫の前にはまたパンが置かれた そして女の子は誰かと話始めた しばらくすると、大きな声が飛び交った 何を話しているのかは分からないが、前にも経験した事がある 小さな男の子も大きな声で背の高い男の人に怒鳴っていた そして捨てられた 今回も同じだろうか、また一人ぼっちになるのか ――数分後 予想は外れた 白猫は女の子の家で飼われることになった 名前も付けられた これからは自由に生きていける ――数日後 白猫は優雅に暮らしていた 暖かい毛布で凍える事はない 餌を与えてくれるから飢える事はない しかしそんな白猫だったが・・・
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