次の日

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退屈な授業が半分終わって昼休みが来た 弁当を持って立ち上がった時、クラスの女子数人に囲まれた 「東条さんちょっと来てくれる」 周りからは、やれーとかひゅうひゅうと言う口笛まで聞こえてきた 断わったら色々大変そうなんで素直に従っておいた 『あの・・・何か用事ですか?早く弁当食べたいんですけ「はぁー!あんた何様のつもり!てかさぁーまりなイジメてんでしょ?」 私は壁側に追いやられる 『なっ・・・私はまりなをイジメて何かない!』 どうして私が疑われなきゃならないの すごく胸が締め付けられそうになった 「いい加減にしなよ!!」 バシ オロオロしていると頬を殴られた 私は殴られた頬を押さえてその場に座りこんだ そんな私を見て女子達は笑う 「これに懲りたらもうまりなをイジメんなよ。」 最後に私をひとけりして去っていった 取り残された私は、涙を流しながら意識を手放した
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