第一話 パチンコとの出会い

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俺が、パチンコと初めて出会ったのは、そう大学一年の夏。 といっても、ゲーセンのパチンコ台だがな。 その日、バスケのクラブチームの練習帰りに、みんなでゲーセンに行こうということになったのだ。 その頃は凄い真面目だったので、お金を使う気は全くなかった。 ああ、認めよう。 まだ、この頃は純粋だったと。 そして今は、薄汚れた養分野郎だと。 特にやることなく、ゲーセンをうろついていると、友達がある場所に座っていて、これをやろうと言い出した。 それが、新世紀エヴァンゲリオン『使徒再び』であり、惰性への道へと突き進んでいく物語の始まりでもある。 もし良ければ、だらだらと続く、長い長い、そしてパチンコにのめり込んでいく男の話を見てほしい。
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