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大降りの雨の中、なにもない所で月詠は顔を空に向け、身体をタイルのような形の綺麗なコンクリートに、ずっと倒れていた、そこに足音が月詠に向かってこつこつ音を立てていた、いつのまにかに、月詠のすぐそばに立っていた、雨のせいで、よく見えなかったが、 もうそんなの、どうでもよかったからだ、
月詠はその場で目をつぶり意識を失った。
目が覚めると月詠は、
おぶられていた。
月詠はおぶっていた男の顔を見たら、銀髪の髪と
魚の死した目をした男
銀時だった..。
月詠が起きたのを気付いたのか話し掛けて来た
[起こしちまったか、 どうした、なにかあったのか]
月詠はその言葉になぜか 泣きそうだった。
[いや、なんでもない]
苦しくて、とても言えなかったからだ。
[そうか。]
といって、誰もいない 雨の中を
二人、歩いていった..
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