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絶望の序章
....
雨の音で目が覚めた
ここは...
辺りをみまわすかぎり
銀時の部屋にいると分かった
はぁー、やってしまった
深いため息をつき
罪悪感を感じた
あの人にまた借りを
つくってしまったのか
おおかた銀時が
寝てしまったわっちに
気をつかい部屋にいれて
布団を敷いてくれたのだろう
あの人とは対等な関係で
いたかったのに
何度も何度も借りをつくってしまったことに
また私は...と後悔したが、銀時の気づかいをむげにも出来ず
夜が明くまで世話になるときめ、また横になり寝つこうとしたとき
えっ、なんでこんなとこに
月詠が目にしたのは...
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