不良生徒・植田

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いつもと同じような時間帯に登校。 ホームルーム開始ギリギリの時間までダチと話してると、なんかハンカチか何かで顔を隠した男が数人、教室に入ってきた。   「死にたくないなら、黙ってこちらの指示に従え」   男のひとりが拳銃をちらつかせる。   「おい、お前何バカなこと言ってんの?」   近づいて襟首を掴み、   パンッ、パンッ!   手にも足にも力が入らない。 オレは床に倒れ――       【不良生徒・植田、死亡】
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