とある第一位の新しい日常

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上条は土御門をどつきたくなったが、そんな事をすればまた昼休みの二の舞になるかもしれないと思うと思い止まり、考えるそぶりをする (インデックスは…今日は舞夏の所にいるはずだよな…なら問題ないか) 生活スキル0の同居人をどうするかで悩むものの、幸いにも今日は友人の所に朝早くから出掛けた事を思い出す 「あぁ、わかった。どうせなら…おーい、一方通行!!」 上条は頷くと、今まさに教室から出ようとしていた一方通行を呼び止める 一方通行は出入口で止まると顔だけを上条達の方に向ける その間にも上条達は一方通行の方に近付いていた 「これからゲーセン行くんだけどさ、お前も行かないか?」 「つか、決定や!どうせやる事もないんやろ?」 「たまにはこういう体験もいいと思うぜよ」 代わる代わる喋ってくる級友に一方通行は「アァ?」と顔をしかめる 「行かねェよ、ンな所。面倒くせェだけだろうが」 一方通行はその誘いをザックリと断ると、教室から去ろうとした
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