決行2

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カチャ……… 静かにドアを開けて、ヒョンは部屋に入っていった。 カチッ… 言いつけ通りに、サイドボォドの電気を消す。 僕の恋人は、眠っている様子… 僕達はドアから半分顔を覗かせながら、その光景を見守った。 何故か無駄にニタニタしている乙女組。 うん。スッゴク楽しそう… オモニ…もしかしたら旦那犠牲になるかもしれないのに… 口押さえてても、笑ってるの見えてます。 天使はアレですよね?どちらにしても他人事… 楽しければそれでよし。 ユックリとユックリと…ヒョンが布団に手をかける。 恋人は、僕が居なかったからだろう… いつも腕枕をしてくれる右手を枕の下に入れて寝ていた… でも…僕のいつも眠る貴方の右側は… ちゃんと開けてある… 僕がいつ来ても良いようにだ…………。 …………。 ヒョンにキスしちゃったら嫌だな…。 ヒョンが布団をユックリと捲って、ベットに横になる。 乙女組は楽しそうに興奮して目を見開いてる。 僕も早くあそこに寝たい… あっ…少し動いた。 枕の下にあった恋人の腕が、枕の下から姿を表し、今、僕に見える光景は…… ヒョンの頭を大事そうに支える… 僕のだと思っていた腕枕が他人にされている姿。 なんか…苛っとする… .
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