議題。

2/4
前へ
/27ページ
次へ
「はぁ~。」 部屋に入ってきて早々、ため息をついたオモニ。 「どうしたの?」 僕の部屋、可愛いヒョンとゲェムを楽しんでた最中の出来事。 天使がオモニに視線を送った今、ここぞとばかりに攻める僕。 性格悪いって? 世渡り上手なんですよ。 「なんかさぁ~」 「あぁ!!卑怯者!」 オモニの言葉を遮って自分の立場が理解できた天使。 気付くの一足遅かったですね。 「ねぇ?聞いてる?」 「ヒョンの敗けです。聞いてますよ?」 オモニにご機嫌損ねられても後が面倒臭いから、早々に電源を引っこ抜いて、リベンジ拒否。 「勝ってたのに…」 ブツブツ言いながらも諦めたのか、オモニの座るベットに飛び乗った天使。 「んで?ヒョンどうしたの?」 僕も二人の座るベットに腰を下ろす。 「僕、悩みがあって…」 それは珍しい。 「どんな悩み?」 僕も少し気になります。 「夜にね?電気を消すでしょ?」 ………………。何の時にとか聞くのは野暮ですよね? 「何のときに?」 って何の躊躇いもなく聞き… 「ぁはっ。普通に寝るときの話ね!」 ……良かったです。夜の営みの話だったら、恋人のいる僕に確実に話が回ってきますもんね…
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

121人が本棚に入れています
本棚に追加