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「はぁ~。」
部屋に入ってきて早々、ため息をついたオモニ。
「どうしたの?」
僕の部屋、可愛いヒョンとゲェムを楽しんでた最中の出来事。
天使がオモニに視線を送った今、ここぞとばかりに攻める僕。
性格悪いって?
世渡り上手なんですよ。
「なんかさぁ~」
「あぁ!!卑怯者!」
オモニの言葉を遮って自分の立場が理解できた天使。
気付くの一足遅かったですね。
「ねぇ?聞いてる?」
「ヒョンの敗けです。聞いてますよ?」
オモニにご機嫌損ねられても後が面倒臭いから、早々に電源を引っこ抜いて、リベンジ拒否。
「勝ってたのに…」
ブツブツ言いながらも諦めたのか、オモニの座るベットに飛び乗った天使。
「んで?ヒョンどうしたの?」
僕も二人の座るベットに腰を下ろす。
「僕、悩みがあって…」
それは珍しい。
「どんな悩み?」
僕も少し気になります。
「夜にね?電気を消すでしょ?」
………………。何の時にとか聞くのは野暮ですよね?
「何のときに?」
って何の躊躇いもなく聞き…
「ぁはっ。普通に寝るときの話ね!」
……良かったです。夜の営みの話だったら、恋人のいる僕に確実に話が回ってきますもんね…
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