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「ぅわぁ~!ヒョンそれすごい悩みだよ!」
「でしょ!でしょ!」
2人の視線が一気に僕に向く。
確かに…あの人も声を掛けない真っ暗闇の中…僕にキスをしますね…
…………勘?
「ベットに潜り込んでくるのは恋人って頭にあるんじゃないですか?」
一応、もっともらしい理由を言ってみる。
「じゃ!もしも真っ暗の中僕じゃない人が潜り込んだら?その人にチュゥしちゃうの?」
もっともらしく返された…
オモニ…そんな泣きそうになって僕に聞かれても…
あなたの旦那様が何考えてるか僕には理解不能ですし…
「ヒョン…それって悲しいね…」
チョット…抱き合って泣かないで下さいよ…
「………。はぁ~。なら確かめてみては?」
「「どうやって?」」
また…僕に注目ですか…
「ベットに潜り込んでみればいいだけでしょ?ヒョンが。」
クリクリした目で僕を見ている天使を指差す。
「協力してくれる?」
オモニに聞かれて少し遠くを見つめる可愛いヒョン。
あなたまさか自分に話が来るだなんて思ってませんでしたね?
「お願い?………………明日の晩御飯ひつまぶし…」
「僕、がんばる。」
見事に餌につられて…
オモニ…扱いうまいですね。
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