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いざ、計画実行。
ｽﾀｽﾀｽﾀ。
無言で部屋にはいる天使。
ｺﾞｿｺﾞｿ。
布団に手をかけて。
ﾓｿﾞﾓｿﾞﾓｿﾞ。
潜り込み成功。
ｵﾓﾆ…震えるくらい嫌ならなんであそこで止めないんですか？
「ん？体冷たいな…」
「…………………。」
ﾎﾞｿﾎﾞｿっと話し出した、試されてる旦那様に…
ﾊﾞﾚないように黙りを決め込んだ天使。
気が気じゃないのか、ｿﾜｿﾜし出したｵﾓﾆ…
この人発狂とかしませんよね？
「なぁ？どした？寝たのか？」
「…………………。」
何も話さない侵入者に、優しく話しかける、哀れな旦那様。
ﾔｯﾊﾟﾘ黙りの天使。
聞こえるか聞こえないかの小さな声に、聞き耳をたてる僕と…
僕のｼｬﾂを千切れんばかりに握りしめる迷惑な嫁。
兎さん寂しくて死んでたらどうしよう…
2人の光景を引っ張られるｼｬﾂで若干息苦しさを伴い見つめていれば……
旦那様が口を開いた。
「おい？寝ぼけてるのか？ここで寝るのはいいけどなあ～
お前の部屋は隣だそ？」
「……………………。」
もぅ黙りしなくていいですよ。
ﾊﾞﾚﾃますから。
「俺の嫁はどこにいった？」
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