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「お言葉ですが姫様。私はフラり流れ者。仕事は如何致せば…」
「私の側近をしていただきましょう。調度煩い家臣に飽き飽きしていましたの」
冗談ぽく家臣を見ると
あたふたと動揺している。
「姫様。そのお言葉の真意は?」
「冗談でしてよ。一週間程働ける場所は生憎ございませんの。不満かしら?」
「とんでもありません。誠心誠意使わせていただきます」
「一週間宜しくね、アウグトゥス」
「はい、クレセア様」
こうして アウグトゥスは
闇の帝国に一週間
滞在することになった。
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