第三十二章~江戸の戦い

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獅郎「なんや…おんどれ…いきなり斬りかかってきよって…」 「なっ!?何もんだ!テメェ…へぶっ!?」 森の中から姿を現したのは八神獅郎であった 獅郎は冥府兵の刀を手で掴んでおり、多少手のひらから血が流れている それに驚いた冥府兵が何者か問いただそうとしたが…喋ってる途中で獅郎に切り殺されたのだ 「て、テメェ!!」 獅郎「…ん~…めんどうやな…とりあえず…」 「「「?」」」 獅郎「死ねや!!」 次の瞬間4人の冥府兵の首を宙を舞う 獅郎「なんや…雑魚…!?」 獅郎は刀を仕舞おうとしたが背中に殺気を感じ刀をそのまま背後に振りぬく 『ガキン』という音と共に刀同士がぶつかり火花を散らす 獅郎「なんや?ガキ?」 紅葉「ガキじゃ…な…い…獅郎?」 獅郎と紅葉は刀が交錯したあと互いに距離をとり相手を確認した そして紅葉はかつて自分の親を殺した男ということに気づく 獅郎「あ?…お前、紅葉(くれは)か?」 紅葉「うん…」 紅葉は刀を鞘に収める 獅郎も同じく… 獅郎「なんや…えらく成長…してへんな…ちびっ子のままやんけ…」 紅葉「そんなことないもん!葵と違ってちゃんと胸でかくなったもん!」 そういって紅葉は自分の胸を揉んで見せる 獅郎「アホ!ペタ子と比べてどうすんねん、アレは論外や」
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