縁談
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「まぁまぁ姫さま、そんなに見つめていると鏡に穴が開いてしまいますよ。」 乳母の吉野がからかう様に言った。私は顔を赤らめ、 「だって、今宵実方(さねかた)さまの妻となるのですもの。美目良くしたいの。」と言った。 吉野は、私が幼い頃母さまを亡くしてから、母親の様に接してくれ、今ではとても大切な人だ。 その吉野が言うのも無理はない。本当に食い入る様に、見ていたからだ。 時は少しさかのぼりー。
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