懐妊

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「姫、お子のお名を考えていました。桜はいかがですか?この季節に生まれたし、貴方は桜の花がお好きでしょう?」 「まあ、覚えていて下さっていたのですか?嬉しゅうございます。それに、この姫らしいお名ですわね。」 私達は微笑み合った。またとない愛らしい姫を持ち、親子共々幸せに暮らして行くんだと思った矢先ー。それは、起こった。
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