系列内位置効果

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説明 一般的には「最初にけなして後から褒める場合(前者) 最初に褒めて後からけなす場合(後者)だと 前者のほうが印象がよく残ります。 同じ言葉を言われた場合でも、私達の頭の中では 強く印象に残る言葉や、逆にすぐに忘れてしまうことがあります。 これは記憶にも優先順位があり「系列内位置効果」と呼ばれています。 これを検証したのがアメリカの心理学者アンダーソンです 彼は様々な実験と検証を行うことにより ・けなしてから褒める ・褒めてからけなす ・ずっとけなす ・ずっと褒める の4つの中でどれが一番印象が悪くなるかを検証しました。 その結果、 「褒めてからけなす」→「ずっとけなす」→「ずっと褒める」→「けなしてから褒める」 という順番になることを検証しました。 意外なのはけなしてから褒めるが一番印象が良いことです。 けなしてから褒めることにより、その発言が真実味を帯びるようですね。
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