行き当たりばったり

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「会長の胸がないことを俺は・・・俺は・・・・!」 「胸がないって言ったね!?お父さんにも言われたことないのに!」 「言った父親は逮捕だぜ。」 「知弦ぅー!杉崎がいじめたよぉ。」 「しょうがないわ。アカちゃん・・・こればっかりはわたしも・・・・・。」 「な、ま、真冬ちゃんはおなじ胸がない同士わかりあえるよね!?」 「会長さんと同じにしないでください。」 真冬ちゃんがばっさりと会長を斬る。そこで俺はさらに続けてみる。 「会長、俺は『胸』がなくても気にしませんよ。」 「ゔっ・・・。」 「だから会長!『胸』がないことなんて気にしなくていいんです。」 「胸を強調していわれてるよね!?もう気にしてくれってわたしに言ってるよね!?」 「あははっ。そんなわけないじゃないですか。なぁ?みんな。」 「「「そうよ(だぜ です)。」」」 他の三人が口を揃えて頷く。 「「「「べつに、『胸』なんてなくても平気ですよ(よ だぜ)。」」」」 今度は四人が揃った。 もちろん会長以外の四人。 「わ、わたしなにかいけないことしたかなー!?」 会長はノックアウト状態だった。少しやりすぎたかもしれない。
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