1

2/7
前へ
/7ページ
次へ
「ともくん!!」 呼ばれて、振り向くと愛しの彼が立っていた。 「かずッ!どうしたの?今日は来れないんじゃなかったっけ??」 内心、動揺しているのをどうにかこうにか隠しながら、それでも落ち着いて見えるように微笑みながら聞いてみた。 俺だけが、君をずっと求めていることが、悟られないように… 今のポジションを奪われないように… そんなことを考えていたら、久々に爆弾を落とされた。 毎回、毎回、心に少しずつ綻びを作っていくあの爆弾を…
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

98人が本棚に入れています
本棚に追加