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どんなに想っていても、かずと付き合うことはおろか、気持ちさえも伝えることができない… そんな俺に、好きだと伝えてくる女たち… かずと付き合えている今の幸せを手放してまで、一時の感情に流されるかなー。 しかも、毎回俺を好きになったと言って去っていく女たちを見ているにも関わらず、かずは毎回彼女が出来る度に俺に紹介をしてくる。 一体なにを考えているのだろうか… 毎回毎回好きなやつに彼女ができたと幸せそうに告げられる俺の身にもなれッ!! 始めは疑問のみだったが、だんだんと苛つきも募ってきた。 もしかしてかずは、俺に紹介しても揺らがない子を見つける為に、連れてくるのだろうか… そっちがそのつもりなら、俺にも考えがあるからね!ってことで、毎回これでもかッという程に優しくしている。 案の定、そのうちにかずなしでもうちのバーに通い詰めるようになる。 それを知っても、かずは彼女を怒るでもなく、ぴぃちゃんトコいいよねーなんていい、新しくできるとまた俺に紹介するし、延々と同じことを繰り返す…
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