目覚め

2/5
297人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
久しぶりに開けた目に映ったものは“青” 一面どころか見渡す限り美しい青に包まれている。 そこでふと気付く、脚が地に着いていない。まるで水の中を漂っている感覚。それは、例えるなら母の子宮の中で揺られているかのような安心感が…っと、それより ??「普通に水の中じゃないか…」 寝起きで頭が働かないからか周辺の把握に時間がかかった。どうするか、もう少しこの感覚に浸っていたいが…… ??「出るか」 そうと決まれば善は急げ、水面目指し上昇する。水面まであと少しの所で何となく気になった事がある。 ??「俺どんぐらい寝てたんだ?」 そんなことを考えながら ??(まっいいか。めんどいし などとたいしたことでもない物とし、そしてとうとう…… ??「幻想郷よ、私は帰って来たぁ~~!!」(眠りから的な意味で) 「「ひゃぁぁぁ~~!!」」
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!