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久しぶりに開けた目に映ったものは“青”
一面どころか見渡す限り美しい青に包まれている。
そこでふと気付く、脚が地に着いていない。まるで水の中を漂っている感覚。それは、例えるなら母の子宮の中で揺られているかのような安心感が…っと、それより
??「普通に水の中じゃないか…」
寝起きで頭が働かないからか周辺の把握に時間がかかった。どうするか、もう少しこの感覚に浸っていたいが……
??「出るか」
そうと決まれば善は急げ、水面目指し上昇する。水面まであと少しの所で何となく気になった事がある。
??「俺どんぐらい寝てたんだ?」
そんなことを考えながら
??(まっいいか。めんどいし
などとたいしたことでもない物とし、そしてとうとう……
??「幻想郷よ、私は帰って来たぁ~~!!」(眠りから的な意味で)
「「ひゃぁぁぁ~~!!」」
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