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青い髪の女
｢私は、アクアといいます。あなたこそ、こんな闇の世界で何を？｣
青い髪の女―アクアが聞いた。
答えようがなかった。
アクア
｢どうやって、こっちの世界に？｣
わからなかった。
記憶も曖昧だ。
覚えてることは―
｢さあ、最初にここに来た時も、そして二度目の今も― どうやってここに来たのか―｣
そう、二度目だってことも憶えている。
しかし、一度目の時もどうやってここに来たのかがわからないのは、言うまでもない。
｢自分が何者なのかさえ、はっきりとは憶えていない。｣
アクア
｢そうですか―｣
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