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翌日、圭は会社の中に最低限の物を置いた
これでとりあえず依頼者が来ても大丈夫なのだが、あまりにも殺風景なので美紀に装飾を買ってくるように頼んだとこだ
圭「しかし....ほんとに来るのかな....」
圭の不安は大きかった
あのチラシでほんとに人が来るのだろうか
そもそも何でも屋という仕事自体
あまり好印象ではない
何かの修理を頼むにしても
大多数の人が専門の業者に頼むだろう
更にこの仕事は恐らく信用が第一だ
信用を得るためにはそれだけ多くの依頼をこなさなくてはならない
「さぁ....先は長いぞ」
圭が独り言を呟いたとき、
聞き慣れぬ音が部屋に響いた....
ピンポーン
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